|
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) |
|
前略 JALを利用した韓国人が、JALの客室乗務員にひどい仕打ちを受けたことをご報告申し上げます。 私が カットの女性でした。 飛行機が離陸ししばらくしたところに、機内食のサービスが始まりました。もちろん一番前の座席から順に配られるのですが、私はその時もうテーブルを開けていました。これといってやることもない狭い飛行機の中で、食事は楽しみのひとつですから。くだんの大顔の乗務員が私のすぐ前の席まで配膳を済ませ、そのまま通りすぎてしまいました。私は、お弁当の数が足りなかったのだろうと思い、乗務員が私の分を持ってきてくれるまで待っていました。後ろを見てみると、私の後ろにいる席の方にも、まだ何人か食事がきていないようでしたので。しばらくして、遅いなと思いながら後ろを見ますと、いつ配膳が済んでいたのか、私以外の乗客は皆食事をしているのではありませんか。後ろの方の何人かでしたので、お弁当を、カードでではなく手渡ししたようです。残るは私一人でしたが、私の分はなぜか、待てど暮せどこないのです。そのうち前の方では早々と食事をすませる人もでてきました。だんだんと不安になってきて、また後ろを振り返った私は、担当乗務員の左手が、私の座席の背もたれのはじに置かれていることに気づきました。私はすぐさま日本語で、「すみません!すみません!すみません!」と3回、その乗務員に声をかけました。が、最初にすみませんと呼んだ瞬間、彼女は聞こえなかったかのように、目もくれず歩いていってしまいました。その時食事をしていた他の乗客がみな、顔をあげて彼女の方に目を向けました。通路には、彼女以外に乗務員はいなかったのですから。それからは、示し合わせたかのように誰も出てきません。 私は苛立ってきました。私にだけ食事が配られず、他の人がおいしそうに食べているのを見ているだけ。すみませんと3回声をかけてから約20分間、何度も後ろを振り返ってみましたが、やはり誰も出てきてはくれませんでした。それでも私は、乗務員のみなさんも食事中なんだと思い直し、ひたすら待ち続けていました。韓国人特有の忍耐強さを発揮しすぎてしまったようです。 飛行機に乗ってからその時まで、乗務員から、飲み物など何のサービスも受けておらず、すみませんと3回も声をかけたのも無視されてしまいました。機内食の配膳の際寝ていたわけでもありませんし、降りる時まで一度として席を立ったこともありません。すみませんと声をかけてから20分が過ぎ、他の方々はもうすでに食事を終え、寛いでいました。 私がまたも後ろを振り返ったとき、3、4人の乗務員が通路にでてくるところでした。そのなかであの大顔の乗務員が、私のそばではなく通路に後ろの方に立ち、片手でお弁当を差し出していました。その時彼女は、勝ち誇ったような笑いをうかべていました。一言謝りの言葉もなく、離れたところから片手でお弁当を差し出されたのです。もう故意としか思えませんでした。声をかけられても気づかぬふりで通りすぎ、すべての乗客、乗員が食事をすませ、あたは着陸を待つばかりというところに、はいお弁当と、何事もなかったかのように、片手で差し出しているのです。こんな無礼なことがあるでしょうか。 私は座ったまま、後ろの方に手を伸ばしてみましたが、差し出されたお弁当に手が届きませんでしたので、席を立たなければなりませんでした。そうしてようやく食べようとしたところ、まもなく着陸するというアナウンスが聞こえました。 「ソウルの金浦国際空港にまもなく着陸いたしますので、テーブルなどを元にお戻しのうえ、シートベルトをおしめください。」 本当だったら食べるのをやめるべきでしょうが、私はかまわず食事を続けました。こんなことでお昼を食べそこねるのもばからしいじゃありませんか。そしてかの乗務員に、日本語で「コーヒーちょうだい。」と、わざとぞんざいにお願いしました。それから10分後、飛行機は着陸のための急下降を続け、機体がかなり揺れていましたが、その時彼女はコーヒーを持ってきて、私のテーブルの上に音をたてて置いていったのです。当然コーヒーはこぼれてしまいました。無礼にもほどがあります。 もうすぐ着陸という時にお弁当を食べていた私は、機内でかなり目立っていたので、周りにいた乗客の方はみな、この時の状況を目撃しています。屈んだ姿勢で、ただでさえ残り少ないコーヒーとお弁当がこぼれないよう、左手で支えながら食事をするのは至難の技でした。 客がこんな扱いを受ける航空会社は、世界中をさがしてもそうざらにないでしょう。 私は飛行機が金浦空港に着陸したちょうどその時、食事をすませることができました。飛行機が滑走路を走っているときに私は、背が高く白いブラウスに黒い服を着ていた20代くらいの乗務員に、「税関申告書をもらえますか。」と韓国語で聞いたのですが、その乗務員は日本語で、「英語で。」と言い返してくるじゃありませんか。「英語でお願いします。」でもなく、目に角を立てて、「英語で。」と。私はもう一度韓国語で、「税関申告書をもらえますか。」と言いましたが、やはり日本語で、「英語で。」とやり返されてしまいました。
相手に英語をしゃべってほしいなら、自分が先に英語で話すべきでしょう。日本語で言い返してくる方がおかしいんじゃないでしょうか。英語もろくに話せないようでしたけど…
JALの客室乗務員はみなさんこうなのでしょうか。 私は今までいろいろな国のエアラインを利用してきましたが、大韓航空とアシアナ航空以上の航空会社はないと思っています。両社をぬきにしても、JALのように礼儀知らずで横暴な態度をとる乗務員はいなかったと記憶しています。何人かの乗務員が固まって通路を占領して、勝手なおしゃべりをしていたり、飛行機が揺れるかと思うほど乱暴な歩き方をし、真心の感じられない応対に、客に物を渡す際の不遜な態度などなど… これほど無教養で、無教育で非人間的な乗務員には、JALで初めてお会いしました。 大韓航空で、客室乗務員がどれだけ厳しいテストの末採用され、入社後どういう教育を受けるのかを一遍お見せしたいです。そうして実際機内でどういう接客をしているか、一度KALをご利用されてみてはいかがかと思います。乗客と目があった時の表情、乗客に対する丁重な態度、ていねいな受け答え、洗練された振る舞いなどが、一目で見て取れることでしょう。 大韓航空やアシアナ航空の乗務員なら、日本人に日本語で、「税関申告書をもらえますか。」と言われても、韓国語で、「英語で。」「英語で。」などというぶしつけな受け答えは絶対にしません。 日本も景気がだいぶ落ち込んでいると聞いていますが、それであんなに非常識な人間を採用しているのかとも考えました。 家庭教育+学校教育+航空会社での教育。 20年以上受ける、家庭や学校での教育が行き届いていない人間に、航空会社がいくらかの間教育を施すとしても、それが本当にその人のものになるでしょうか。韓国は経済危機で苦境に立たされていますが、大韓航空やアシアナ航空の客室乗務員の質は以前のままです。 私がこういうお手紙をさしあげたことにむしろ感謝していただきたいものです。貴国と貴社の名誉に泥をぬることにはなっても、知らないままにしておくよりいいのではないでしょうか。 あの日私の受けた仕打ちを他の人がそっくりそのまま受けていたら、きっとその人は黙っていなかったでしょう。ものすごい大喧嘩になり、あの大顔の乗務員も無傷ではいられなかったと思います。もう一度あの乗務員に会ったなら、私はいまでも、その顔にお弁当を投げつけ、熱いコーヒーをお見舞いしてやりたいくらいです。 あの大顔の乗務員を探しだし、この手紙を見せて、なぜ私にあんなことをしたのか、謝罪の手紙を書かせてください。このままではおさまりません。彼女が詫び状をよこさないのなら、こちらにも考えがあります。 彼女は、乗客がタラップを降りる時に出口に立っていて、私が彼女の前を通ったとき、彼女はお詫びの言葉どころかあいさつもせず、堂々とした態度で立っていました。 <―飛行機の前方出口 かしこ ──┐ ┌──┐ ┌── 窓 │通 │ │通 │窓 側 │路 │■ │路 │側 ──┘ └──┘ └── 私の座席 飛行機の後方
|
|
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) |